市販の水素水、本当に効果はあるの?

市販されている水素水のメリットとデメリットについて述べていきたいと思います。
水素水とは水素を充填させた水のことで、水素自体は、食品添加物として認可されているので安全性には問題ありません。

水素分子は非常に軽くて小さく、時間経過と共に容器をすり抜けて外へ出て行ってしまうという性質があります。市販されている水素水の容器のタイプには、アルミ缶、ペットボトル、ガラス瓶、アルミパウチ、がありますが、ペットボトルからは、特に水素が逃げやすく短時間のうちに水素濃度はほとんど無くなってしまうとされているので注意が必要です。
その点、アルミパウチ容器だと、高濃度の水素を長時間保持でき、より効果的に水素を摂取することができます。

水素水は、医療機関での研究も活発に行われており、メリットとしては、健康・美容面での効果が期待できます。その効果として、体内で過剰に作れらた活性酸素の無毒化が挙げられます。

あらゆる活動によって生成される活性酸素は、体内に侵入してきた細菌やウィルスを退治してくれるのですが、増えすぎることにより良い細胞までを攻撃してしまい、体の酸化を招いてしまいます。

体が酸化することにより、アレルギー、心臓血管系の病気、認知症、がんや糖尿病などの生活習慣病、老化などの悪影響をもたらし、また美容面では、お肌のシミ、シワ、たるみなどの原因にもなります。

水素水をこまめに、定期的に摂取することで、体の酸化による様々な病気の予防や、健康、若さの維持を期待することができます。脳梗塞のラットに水素を与えることで、有害な活性酸素が除去され、症状が改善されたという実験結果の報告もあります。

水素水は胃腸にも優しく、ダイエット中や美容意識の高い女性達にも大人気です。

デメリットとしては、水素水の健康効果に対して否定的な意見もあり、実際、大規模なヒトでの臨床実験が行われていないので、現時点ではまだ十分なエビデンスは無いという点です。

しかしながら、その懐疑派でさえも「特定の症状には効果があるかもしれない」と述べていますし、水素水自体は安全なものなので健康に害を与える事はありません。